靖國神社研修旅行(7月15日~16日)
靖國神社研修旅行
穗髙 克彦
令和七年七月十五日・十六日の二日間にわたり、恒例の靖國神社参拝研修旅行を開催いたしました。毛利会長をはじめ八名が参加し、大東亜戦争終結八十年という大きな節目にあたり、靖國神社のみたままつり参列や周辺施設の見学を通じて、慰霊顕彰に関する正しい知識を学び、青年神職としての見識を深めることを目的といたしました。
当日は朝から激しい雨に見舞われましたが、一日目には昭和館・遊就館の見学、みたままつり第二夜祭への参列、二日目には横須賀軍港巡り、そしてキリンビール工場見学と、予定通りに研修を進めることができました。
まず訪れた昭和館では、戦中の人々の暮らしや苦労を伝える数多くの展示を拝見し、戦争の悲惨さを改めて実感いたしました。映像資料や写真を通じて、当時の労苦を次世代へ継承していくことの大切さを感じました。
続いて靖國神社遊就館を拝観し、その後、みたままつり第二夜祭に参列させていただきました。あいにくの雨でしたが、厳粛な雰囲気の中で御祭神に感謝の誠を捧げることができました。ご案内くださった野田権禰宜様からは、「靖國に祀られる御英霊は、地域の御英霊でもある。地域の神社への参拝や奉仕を忘れないでほしい」とのお言葉をいただき、大きな学びとなりました。夜には毛利会長と東京都神青会の服部会長に計画していただいた東京都神青会との親睦会に参加し、多くの方々と交流を深める貴重な時間を過ごしました。
二日目は神奈川県横須賀に移動し、軍港巡りを体験しました。アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近に見ながら、わかりやすいガイドを通じて日本の防衛の現場を肌で感じることができました。最後に訪れたキリンビール工場では、製造過程やこだわりを学び、試飲を交えながら充実した時間を過ごしました。
二日間を通して大変有意義な研修となり、参加者一同、多くの学びと感慨を得ることができました。今回は少人数でまとまりのある研修となりましたが、今後はより多くの会員が参加し、にぎやかに活動できることを期待しております。